クリケット中継で表示される用語をメモしてみた
- 2020/05/02
- 13:26
最近、クリケットの中継とか動画を見始めました。日本にいながらYouTubeで見られるのでいいですね。
クリケットについては全くルールを知らないですが、何回か動画を見ている中で、スコア表示の意味がなんとなくわかってきたので、メモしておきたいと思います。クリケット素人なので解説間違っていたら教えて下さい。
あと当然放送局とかによって表示形式は変わるとは思いますが、一例ということで。
メインのスコアの表示
基本的にはクリケットでは攻撃側チームの獲得点数とアウト数をメインで表示するようです。
例えばイングランドが攻撃中で、これまで60点獲得していて、3アウトとられていたら、
「ENG 60-3」となります。
60-3だからといって、別に相手チームが3点しか取っていないというわけではないです。
「3-60」とか「3/60」という表記のしかたもあるようです。どっちが点でどっちがアウトかは、数字の大きさから判断する感じでしょうか。
オーバー数(OVERS)
スコア表示には、ここまでのオーバー数も「OVERS」として表示されます。1オーバーは6球で、50オーバー制の試合ならば50オーバーで攻撃終了です。
ここまで37オーバーが終わり、38オーバー目の3球を投げ終わっていれば、
「OVERS 37.3」と表示されます。
(OVERSとか書かれず単に「37.3」と表示される場合もあります。)
最初のオーバーの4球が投げ終わった時点では、「OVERS 0.4」です。
「OVERS 50」でイニング終了です(50オーバー制の場合)。
現在の打者の得点
フィールドには2人の打者(バッツマン)が立っています。
スコア表示には、それぞれのバッツマンのここまでの得点数と投球数が表示されています。
例えばBravo選手がここまで17投球で9点獲得していれば、
「BRAVO 9 (17)」みたいに表示されます。
2人のうちどっちが現在打つ人かは、三角マーク等でわかるようになっています。
現在の投手の獲得アウトと失点と投球数
スコア表示にはバッツマンの情報に加え、現在の投手(ボウラー)の情報も表示されます。
たとえばPIERRE選手がここまで4オーバーと1球を投げ、1アウトとり、21点取られている場合、
「PIERRE 1-21 (4.1)」みたいに表示されます。
ターゲット(TARGET)
1イニング制の試合の場合、後攻のチームは、先攻チームが獲得した点数よりも多く点数を獲得した時点で勝利となります。
先攻チームが獲得した点数に1を加えた点数はターゲット(TARGET)と表示されます。
後攻チームはこの点数を目指して攻撃するわけですね。この点数を獲得した時点で後攻チームは勝利。
現在のランレート(CURRENT RUN RATE)
攻撃側チームのこの試合における現時点のランレートは「CURRENT RUN RATE」として表示されます。
ランレートとは1オーバーあたりの得点数。
例えば37オーバーと1球が終わった時点で196点獲得していれば、
「CURRENT RUN RATE 5.27」となります。
計算式は、196 ÷ (37 + (1/6)) = 5.273... です。
必要なランレート(REQUIRED RUN RATE)
攻撃側チーム、特に後攻のチームがこの試合に勝つために、これから先達成が必要なランレートは「REQUIRED RUN RATE」として表示されます。
例えば残り97球(16オーバーと1球)で65点取らなければ勝てない場合、
「REQUIRED RUN RATE 4.02」となります。
計算式は、65 ÷ (16 + (1/6)) = 4.020... です。
パワープレイ(PとかP1, P2, P3)
パワープレイとは、外野の守備に配置できる人数制限に関する制度で、パワープレイ中は外野守備人数が制限されます。
T20のクリケットでは、第1~6オーバーをパワープレイとし、外野に2人しか置けないです。
50オーバー制のクリケットでは、第1~10オーバーを「Powerplay 1」、第11~40オーバーを「Powerplay 2」、第41~50オーバーを「Powerplay 3」としているようです。それぞれ略してP1、P2、P3です。
P1では守備側は2人までしか外野に配置できません。P2では最大4人まで外野に置けます。P3では最大6人外野に置けます。
オーバー数が通常より短くなると、パワープレイ対象のオーバーも変わるようなので、そのときは画面上のスコア表示を見れば情報がわかります。
バウンダリー数(BOUNDARIES)
野球で言うところのエンタイトルツーベースやホームランをこの試合でどれだけ打ったかの数です。
エンタイトルツーベース的なやつは「FOUR」、ホームラン的なやつは「SIX」と呼びます。
エンタイトルツーベース的なやつは4点、ホームラン的なやつは6点入るためです。
「BOUNDARIES FOURS: 3, SIXS: 2」と表示された打者は、この試合で3つのFOURと2つのSIXを打っているわけです。
ちなみにFOURは野球のエンタイトルツーベースと違い外壁を超える必要はなく、境界に達すればFOURとなるっぽい。
しかも境界はいわゆるフェンスではなく、凸状のオブジェクトである。
SIXも、客席に打球が入る必要はなく、ノーバンで境界を超えればOK。
ストライクレート(STRIKE RATE)
バッツマンの能力を表す指標としてストライクレート(STRIKE RATE)というものがあります。
100球あたり何得点稼いでいるか、という数字です。当然、数値が大きいほどすごいバッツマンということになります。
エクストラ(EXTRAS)
試合終了後の最終スコア画面等にて、得点のうち個々の打者に帰属しない得点数は「EXTRAS」として表示されます。
たとえば守備側の反則で得た得点とかのようです。
投手の成績統計(AVERAGEとECONOMY)
投手の今シーズン(や通算)の成績の統計として「AVERAGE」や「ECONOMY」という数値が出ることがあります。
「AVERAGE」は、1アウトとるまでの失点です。
「ECONOMY」は、1オーバーあたりの失点です。
想像ですが、T20のクリケットではEcoのほうが重視されるのかなと思っています。
テストマッチではAveの方が重要なんでしょうけど。
ULTRAEDGE
テニスとかと同様、審判の判定に対して見直し(Review)を要求できるようなのですが、そのときに使われるのがDRS(Decision Review System)です。
ULTRAEDGEは、テニスで有名なホークアイ社のDRSの1要素で、バットにボールが当たったかを判定するシステムです。
バットにボールが当たったか否かは、たとえば「投球をダイレクトで捕球したのか打球をノーバンで捕球したのか」の判定につながります。また、LBW(Leg before Wicket)の判定にも関わってきます。
ちなみにLBWのReviewは、「投球が打者に当たらなかった場合、その球がウィケットに当たるか否か」もシステムで予測してくれます。
クリケットが日本で広まるといいですね!
クリケットについては全くルールを知らないですが、何回か動画を見ている中で、スコア表示の意味がなんとなくわかってきたので、メモしておきたいと思います。クリケット素人なので解説間違っていたら教えて下さい。
あと当然放送局とかによって表示形式は変わるとは思いますが、一例ということで。
メインのスコアの表示
基本的にはクリケットでは攻撃側チームの獲得点数とアウト数をメインで表示するようです。
例えばイングランドが攻撃中で、これまで60点獲得していて、3アウトとられていたら、
「ENG 60-3」となります。
60-3だからといって、別に相手チームが3点しか取っていないというわけではないです。
「3-60」とか「3/60」という表記のしかたもあるようです。どっちが点でどっちがアウトかは、数字の大きさから判断する感じでしょうか。
オーバー数(OVERS)
スコア表示には、ここまでのオーバー数も「OVERS」として表示されます。1オーバーは6球で、50オーバー制の試合ならば50オーバーで攻撃終了です。
ここまで37オーバーが終わり、38オーバー目の3球を投げ終わっていれば、
「OVERS 37.3」と表示されます。
(OVERSとか書かれず単に「37.3」と表示される場合もあります。)
最初のオーバーの4球が投げ終わった時点では、「OVERS 0.4」です。
「OVERS 50」でイニング終了です(50オーバー制の場合)。
現在の打者の得点
フィールドには2人の打者(バッツマン)が立っています。
スコア表示には、それぞれのバッツマンのここまでの得点数と投球数が表示されています。
例えばBravo選手がここまで17投球で9点獲得していれば、
「BRAVO 9 (17)」みたいに表示されます。
2人のうちどっちが現在打つ人かは、三角マーク等でわかるようになっています。
現在の投手の獲得アウトと失点と投球数
スコア表示にはバッツマンの情報に加え、現在の投手(ボウラー)の情報も表示されます。
たとえばPIERRE選手がここまで4オーバーと1球を投げ、1アウトとり、21点取られている場合、
「PIERRE 1-21 (4.1)」みたいに表示されます。
ターゲット(TARGET)
1イニング制の試合の場合、後攻のチームは、先攻チームが獲得した点数よりも多く点数を獲得した時点で勝利となります。
先攻チームが獲得した点数に1を加えた点数はターゲット(TARGET)と表示されます。
後攻チームはこの点数を目指して攻撃するわけですね。この点数を獲得した時点で後攻チームは勝利。
現在のランレート(CURRENT RUN RATE)
攻撃側チームのこの試合における現時点のランレートは「CURRENT RUN RATE」として表示されます。
ランレートとは1オーバーあたりの得点数。
例えば37オーバーと1球が終わった時点で196点獲得していれば、
「CURRENT RUN RATE 5.27」となります。
計算式は、196 ÷ (37 + (1/6)) = 5.273... です。
必要なランレート(REQUIRED RUN RATE)
攻撃側チーム、特に後攻のチームがこの試合に勝つために、これから先達成が必要なランレートは「REQUIRED RUN RATE」として表示されます。
例えば残り97球(16オーバーと1球)で65点取らなければ勝てない場合、
「REQUIRED RUN RATE 4.02」となります。
計算式は、65 ÷ (16 + (1/6)) = 4.020... です。
パワープレイ(PとかP1, P2, P3)
パワープレイとは、外野の守備に配置できる人数制限に関する制度で、パワープレイ中は外野守備人数が制限されます。
T20のクリケットでは、第1~6オーバーをパワープレイとし、外野に2人しか置けないです。
50オーバー制のクリケットでは、第1~10オーバーを「Powerplay 1」、第11~40オーバーを「Powerplay 2」、第41~50オーバーを「Powerplay 3」としているようです。それぞれ略してP1、P2、P3です。
P1では守備側は2人までしか外野に配置できません。P2では最大4人まで外野に置けます。P3では最大6人外野に置けます。
オーバー数が通常より短くなると、パワープレイ対象のオーバーも変わるようなので、そのときは画面上のスコア表示を見れば情報がわかります。
バウンダリー数(BOUNDARIES)
野球で言うところのエンタイトルツーベースやホームランをこの試合でどれだけ打ったかの数です。
エンタイトルツーベース的なやつは「FOUR」、ホームラン的なやつは「SIX」と呼びます。
エンタイトルツーベース的なやつは4点、ホームラン的なやつは6点入るためです。
「BOUNDARIES FOURS: 3, SIXS: 2」と表示された打者は、この試合で3つのFOURと2つのSIXを打っているわけです。
ちなみにFOURは野球のエンタイトルツーベースと違い外壁を超える必要はなく、境界に達すればFOURとなるっぽい。
しかも境界はいわゆるフェンスではなく、凸状のオブジェクトである。
SIXも、客席に打球が入る必要はなく、ノーバンで境界を超えればOK。
ストライクレート(STRIKE RATE)
バッツマンの能力を表す指標としてストライクレート(STRIKE RATE)というものがあります。
100球あたり何得点稼いでいるか、という数字です。当然、数値が大きいほどすごいバッツマンということになります。
エクストラ(EXTRAS)
試合終了後の最終スコア画面等にて、得点のうち個々の打者に帰属しない得点数は「EXTRAS」として表示されます。
たとえば守備側の反則で得た得点とかのようです。
投手の成績統計(AVERAGEとECONOMY)
投手の今シーズン(や通算)の成績の統計として「AVERAGE」や「ECONOMY」という数値が出ることがあります。
「AVERAGE」は、1アウトとるまでの失点です。
「ECONOMY」は、1オーバーあたりの失点です。
想像ですが、T20のクリケットではEcoのほうが重視されるのかなと思っています。
テストマッチではAveの方が重要なんでしょうけど。
ULTRAEDGE
テニスとかと同様、審判の判定に対して見直し(Review)を要求できるようなのですが、そのときに使われるのがDRS(Decision Review System)です。
ULTRAEDGEは、テニスで有名なホークアイ社のDRSの1要素で、バットにボールが当たったかを判定するシステムです。
バットにボールが当たったか否かは、たとえば「投球をダイレクトで捕球したのか打球をノーバンで捕球したのか」の判定につながります。また、LBW(Leg before Wicket)の判定にも関わってきます。
ちなみにLBWのReviewは、「投球が打者に当たらなかった場合、その球がウィケットに当たるか否か」もシステムで予測してくれます。
クリケットが日本で広まるといいですね!
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